前提
- 原則から逃れることはできない、世界は原則中心に回っている
- 自立していない者は他者との成功は望めない
3大基礎原則を抑える
- パラダイム: 私たちは過去の経験、体験から現在の世界を見ている
- パラダイムシフト: 物事の見方を変えなければ、行動は変わらない
- インサイド・アウト: 自分が変わらなければ周囲も変化しない
用語
- P/PCバランス: Pは得たい成果、PCは得たい成果を生み出すために必要な資源や能力。PCを育てなければ、Pは得られない。
- 人格主義: 人格を最高の価値とみとめる考え方
全体像
- 成長の連続体: 依存から自立、自立から相互依存への成長プロセス
- 私的成功: 依存から自立へ
- 公的成功: 自立から相互依存へ
- 再新再生: 習慣を維持し続けるための習慣 (肉体・情緒・知性・精神を研ぐ)
私的成功 (自立)
私的成功とは、他者や環境のせいにせず、自らがその責任を負える状態
(= 肉体的・知的・精神的・経済的に自立した状態)
第1の習慣:主体的である
原則: 「自ら選択し、責任を持つ」
主体的とは、自ら選択し、その結果に対して自ら責任を持つこと。つまり、自制心を持つこと。
反応するのではなく、選択すること
- 主体的な行動: 刺激に対して、反応を選択すること
- 反応的な行動: 刺激から生じた感情に流されて行動すること
刺激と反応
- 刺激: 自分の身に起こるさまざまな出来事
- 反応: 刺激に対する自分の思考や行動、感情
4つの力に自覚的になることで主体的になれる
動物とは違い、人間には4つの力を有しているから、刺激に対して人間は反応を選択できる
- 自覚: 自分自身を客観的に見つめる力
- 想像力: 行動の先にどうなるかを考える力
- 良心: 原則に沿っているかを判断する力
- 意志: 望む結果のために、ふさわしい反応を選択する力
ポイント
- 刺激と反応の間で一時停止する
- 影響の輪に集中する
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
原則:「すべてのものは2度作られる」
- 第一の創造(知的創造): 頭の中で構想し、設計する
- 第二の創造(物的創造): 実際に行動を起こし、形にする
リーダーシップとマネジメント
- リーダーシップ(第一の創造): 向かう方向を定める
- マネジメント(第二の創造): 定められた方向に向かって効率よく業務を遂行する
自身の使命・行動規範
- ミッションステートメント: 自分の人生の目的、ありたい姿を記したもの
第3の習慣「最優先事項を優先する」
原則:「緊急性よりも重要性を優先する」
限られた時間を重要なことに使いたいならば、重要でない時間を削る必要がある
問いと答え
- なぜ最優先事項を優先できないか: その事項が緊急ではないから
- 最優先事項を優先するには: 重要ではない活動(第3領域と第4領域)に、「No」を選択する
大きな石を入れる
- バケツの中に砂と石を入れるには、大きな石から入れる
- バケツ: 1週間の予定
- 小さな石: 重要ではないがやらないといけないこと
- 大きな石: 重要性の高いもの
ポイント
- 時間の使い方を改善する